『第3回横浜国際映画祭』のレッドカーペットが5月4日に横浜・赤レンガパークで開催され、アンバサダーの浅野忠信、サブ・アンバサダーの熊井戸花、各上映作品から筧美和子、田中麗奈、南果歩、窪塚洋介、丸山隆平などの豪華俳優陣が登壇した。

『オオムタアツシの青春』で主演の筧美和子は「人生で傷を負った人々が集まり、前を向いていく映画です」とアピール。
「東京予報—映画監督外山文治短編作品集—」の一編に出演の田中麗奈は「素敵な映画祭に呼んでいただき、ありがとうございます!」とコメント。
『ルール・オブ・リビング』で主演の南果歩は「日常のカルチャーギャップを乗り越えようとする作品です!」と映画に秘めたメッセージを伝えた。



短編映画オムニバス『DIVOC-12』の一編で主演を務めた窪塚洋介は「横須賀から歩いて来ました。窪塚です!」と笑いをとりながら、「機会がありましたら、ぜひご観賞ください」と手を振った。
『金子差入店』で主演の丸山隆平は「魂のこもった愛のある作品です!」と映画に注いだ想いの丈を語った。


また、映画祭のアンバサダーに任命された浅野忠信は「横浜で生まれ育ってきたので嬉しいです!」と街そのものへ想いを馳せ、横浜の思い出を聞かれると、「小学生の頃に山下公園でブレイクダンスをしている仲間がいて僕は下手だったんですけど、そのダンスチームに入っていました」と知られざるエピソードを披露。
『SHOGUN将軍』で世界的に評価されたことでも記憶に新しい浅野は「小さい頃からアメリカの古着を買ったり、僕自身もクォーターだったりボーダレスな感覚を持っているのは横浜のおかげです。自分を育ててくれた横浜に感謝です」と語った。そして、「いろんな国の映画祭に行かせてもらっていますが、その映画祭でいろんな出会いが生まれました」と自分の経験を述べ、映画祭の今後への期待を語った。

