GACKT、二階堂ふみらが『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』の聖地・MOVIXさいたまの舞台挨拶に登場!

映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』の舞台挨拶が11月14日にMOVIXさいたまで行われた。
2019年公開の前作「翔んで埼玉」は、埼玉県民が虐げられている架空の世界で、GACKT扮する「麻実麗」や二階堂演じる「壇ノ浦百美」らが東京都に行くために必要な通行手形の撤廃などに向けて戦うストーリー。埼玉の自虐ネタ満載で大きな話題となり、ヒットした。続編となる本作では、麗たち埼玉解放戦線が更なる日本埼玉化計画を推し進めるべく、埼玉県人の悲願である「海」を越谷に作るため未開の地・和歌山の白浜を目指して大海原へと乗り出す。
この日は「埼玉の埼玉による埼玉のための大感謝祭」と題して、出演者が埼玉県内各地で映画をPR。舞台挨拶には埼玉県内各地を回っていたキャストが一堂に集結し、GACKT(50)、二階堂ふみ(29)、加藤諒(33)、益若つばさ(38)、アキラ100%(49)、はなわ(47)が登壇した。
また今回の舞台挨拶は、埼玉県在住者または通勤・通学中の人限定のイベントということで、観客席はすべて“埼玉県民”で埋め尽くされた。
GACKTが開口一番「埼玉県民の日にはみんな東京ディズニーランドに行くって聞いたんですけど……」と会場の笑いを誘い「今日はボクたちに会いに来たの?映画を観に来たの?」とライブさながらのコール&レスポンスを実施し観客からの「どっちもー!」の返事に「そんなこと言われたら泣いちゃうな……今日は最後まで楽しんでいってください!」と挨拶すると、場内は大歓声に包まれた。
イベントでは、各キャストが埼玉県内の各イベントに参加した様子を収めた写真がスクリーンに投影され、各々が“大感謝祭”を述懐した。

アキラ100%とはなわは、早朝に行われた行田市・田んぼアートの稲刈りに参加。はなわは初めて行田市の行田タワーに登ったことを振り返り「展望台は柵も無いし網もないし、めちゃくちゃ怖かった!」と話すと、アキラ100%は「ジャッキー・チェンでもNOっていうくらいのスリルある場所でした」と埼玉県唯一のタワー・行田タワーをPRしつつ、分刻みのスケジュールで奔走した一日を振り返った。

加藤と益若は、所沢市・EJアニメミュージアムで開催された「翔んで埼玉展」のオープニングセレモニーに参加。作中登場する、池袋屋上に構える埼玉解放戦線のアジトを再現した巨大セットなどの貴重な展示を楽しんだ益若は「映画のセットがそのまま置かれていたりして感動しました!」と興奮気味に話した。加藤は「GACKTさんと僕(信夫)のコスプレをしたお客さんに出会えました!」と喜びを語った。

GACKTと二階堂は、埼玉県庁で行われた「県庁オープンデー」を記念した『翔んで埼玉』コラボイベントスペシャルステージに参加。これまで謝罪続きであった『翔んで埼玉』が、大野元裕埼玉県知事よりまさかの深い感謝と表彰の意を示されたことを告白した。埼玉県庁が新たに創設した「彩の国M.A.P(Most Attractive Player)」に『翔んで埼玉』が表彰されたことについてGACKTは、「内容はどうあれ、賞状を頂くことはうれしいですね。ただ知事は『本音ではあげたくないけれど』とおっしゃっていました」と改めて困惑した素振りを見せ、二階堂も「知事が『翔んで埼玉』を知事認定してくださった後に、『でも翔んで埼玉を超える埼玉を有名にしてくれる作品が出来たら取りやめます』とおっしゃってました」と大人のやり取りがあったことを振り返り苦笑いした。

イベント後半には、MCから【重大発表】が告げられ、突如として埼玉県の地図がスクリーンに投影。何事かと訝しげな顔を浮かべるGACKT、二階堂らに対し、地図上で各キャストが訪問した場所を線で繋ぐと、『翔んで埼玉』のシンボルともいえる「さ」の文字が浮かび上がるという“仕掛け”が明かされると、場内からは割れんばかりの拍手と笑いが巻き起こった。本日のイベントに相応しい(?)壮大な茶番劇に、GACKTは「途中すごい棒が移動してたし!」とツッコミ! MCの「こういうところが翔んで埼玉らしさじゃないですか?」というフォローに「そういうこと言うから『翔んで埼玉」が落ちていくんですよ!」と唖然としながらも会場を爆笑させていた。
最後は、加藤と益若が田植えをし、アキラ100%とはなわが稲刈りをした行田の田んぼアートの稲を花束風にまとめた“稲束”がGACKT、二階堂に贈呈された。GACKTは改めて「この作品は結構、革命的な作品なったんじゃないかなと思います。映画は静かに観なくちゃいけないという風潮を埼玉県の“笑いの怒号”が壊し、それが全国に拡がって新しい映画感のあり方になったのかなと」と改めて作品の魅力を熱く語ったかと思うと「観ていただければ分かりますが、この映画は多くのパクリ疑惑があります。なのでSNSで拡げないでください。公開中止が早まります。大人の本気の茶番劇だと、大きな心で受け止めていただければ幸いです」とまたしても会場の笑いを誘いつつ作品をアピール。二階堂は「大ヒットに続く大ヒットが巻き起こればパートⅢは必ず作れる!と思いますのでどうか皆さん末永くよろしくお願いします!」とGACKTと“稲束”を高く掲げ、映画の大ヒットへ願いを込めた。
映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』は、11月23日(木・祝)より全国公開。

映画『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』公式サイト
全世界を席巻した<壮大な茶番劇>まさかの第Ⅱ章、開幕。今度は東西対決!関西の皆様 飛び火してすんまへん。埼玉の皆様 続編でもディスってゴメンなさい。大ヒット上映中!

『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』
2023年11月23日(木・祝)全国公開
配給:東映
©2023 映画「翔んで埼玉」製作委員会

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