新垣結衣&早瀬憩、十明の『違国日記』楽曲生歌唱に感激!「第一声で感動」「泣きそうになりました」

映画『違国日記』大ヒット御礼舞台挨拶が6月13日にTOHOシネマズ日本橋で行われ、上映後の舞台挨拶にW主演の新垣結衣と早瀬憩、監督の瀬田なつき、本作のインスパイアソングを担当した十明が登壇した。
本作はヤマシタトモコのマンガを実写映画化。人見知りな小説家の高代槙生(新垣結衣)と、交通事故で両親を亡くした15歳の姪・田汲朝(早瀬憩)の同居生活が描かれる。それぞれ癒えない傷を抱える2人は、なかなか理解し合えなかったが、丁寧に日々を重ね生活を育むうち、家族とも異なった、かけがえのない関係になっていく。今、世界が必要としている、優しさの形を提示するヒューマンドラマとなっている。

公開後約1週間が経過したが、満員の観客の前で行われた今回の舞台挨拶。新垣は「皆さんが足を運んでくださって、席が埋まっているのを見ると、なんだか今日は明るい感じがします。皆さんのお顔が見られてうれしいです!」と笑顔を見せた。早瀬は「映画はいかがでしたか?」と観客に尋ね、拍手喝采を受けると「うれしいです!」と声を弾ませた。
本作は日本での大ヒットに加えて、台湾、タイ、韓国での劇場公開や上海国際映画祭、台北映画祭での上映も決定している。このような広がりに新垣は「なんだかすごいですね!もう日本を飛び出て海を渡り、海外の方々に観ていただけるということで。どういった反応がもらえるかすごく楽しみです」と海外での反応に興味津々。早瀬も「日本だけでもこんなにもたくさんの皆さんに観ていただけているのに、海外の方々にも観ていただけると思うとすごく嬉しいしワクワクします」と喜色満面だった。
一方、瀬田監督はプチョン国際ファンタスティック映画祭に参加することが決まっており、「上映後に観客の方とQ&Aがあると思うので、どういう風にこの映画を感じてもらえるのか気になります」と期待を膨らませた。

映画の公式SNSで実施中の感想投稿キャンペーンには、さまざまな声が寄せられているとのこと。新垣は「見る人によって違う視点や違う感じ方をしてもらっていて、二人の時間をもっと観ていたかったと言ってくださる方や、このまま二人の生活がどこかで続いていっているんだなと感じてくださっている方もいて、ものすごく嬉しいなと思いましたし、思った以上にすごく反響があってちょっと驚いています」と公開への喜びを語った。
早瀬も「たくさんの感想をいただけていることにうれしさと同時に驚いてもいます。私と同じ学生世代の方も映画を観てくれていて、そのコメントを見ると自分と同じ世代にも映画が届けられているんだとうれしいです」と学生世代への広がりに手応えを感じていた。

そしてこの日は、映画のインスパイアソング『夜明けのあなたへ』を書き下ろした十明もスペシャルゲストとして登壇。映画の感想を問われると「登場人物の皆さんはすごく個性的なんですが、なんだか生活の中にいる身近な人のように感じられて、それがとても不思議で素敵でした。槙生さんと朝ちゃんの居場所がどんどん作られていくところにも感動しました」と語った。
その後、十明は『夜明けのあなたへ』をギターの弾き語りで初生歌唱。透き通るような心地良い歌声で会場全体を魅了した。

新垣は「マ、の第一声で感動しちゃって。歌声でこの場の空気が澄んでいくような気がして、深呼吸したくなりました」と感激。
早瀬も「鳥肌が立ちました! 撮影期間や映画のことを思い出して、思わず泣きそうになりました」と目を潤ませていた。
緊張の中で歌い切った十明は「槙生さんと朝ちゃんの前で歌っているという感じがすごくして、届けたかったところに届けられた気がしてすごく嬉しいです」と晴れ晴れとした表情でコメントしていた。

映画『違国日記』|6月7日(金)全国ロードショー
映画『違国日記』公式サイト

映画『違国日記』
全国公開中
配給:東京テアトル ショウゲート
©2024 ヤマシタトモコ・祥伝社/「違国日記」製作委員会

タイトルとURLをコピーしました