志田未来、初共演の中村橋之助を絶賛!すごく素敵な方です!

映画『シンペイ~歌こそすべて』の公開記念舞台挨拶が1月11日にTOHOシネマズ日比谷で行われ、女優の志田未来(31)が、共演の吉本実憂(28)、真由子(50)、土屋貴子(59)、緒形直人(57)、メガホンを取った神山征二郎監督(83)と共に登壇した。
「ゴンドラの唄」「シャボン玉」「てるてる坊主」などの約2000曲もの童謡、歌謡曲、音頭、民謡を生み出した中山晋平の生涯を描く本作は、映画初出演にして初主演を担う歌舞伎俳優・中村橋之助が、晋平の18歳から亡くなる65歳までを演じ、晋平の妻・敏子を志田未来が演じている。

志田は「時代の女性を象徴する、とても強く夫を支えたいという思いに溢れた女性を演じさせていただけて光栄でした」と喜びを語った。
橋之助とは本作が初共演。橋之助の印象について「面白いことはそんなになかったんですけど」と失笑するも、「すごく素敵な方です。晋平さんに羽織をかけるシーンで、男性の羽織をかけることを今の時代したことがなかったので、結構戸惑っていたら、『ここでこういうふうに手を放して下さったら、やるんで大丈夫です』と言ってくださって、すごく心強かったです。常に支えていただいていたなと思います」と撮影を振り返った。続けて「昨日も『僕は行けないんですけど、よろしくお願いします』とご連絡をいただきました」と気遣いがあったことを明かした。

主演の橋之助は、浅草新春歌舞伎公演中のため、この日のイベントを欠席。晋平の母・ぞう役の土屋貴子が「中山晋平さんのお作りになった歌が多くの人に愛され、何年の時を経ても歌い継がれているように、『シンペイ ~歌こそすべて』も100年先の人たちにまで、つながっていってほしいと願っております」とメッセージを代読した。

また上條恒彦(84)が、本作のエンディングテーマ「ゴンドラの唄」を歌唱予定であったが、昨年末に患った誤嚥性肺炎のため欠席。上條からの手紙を、晋平の師匠・島村抱月役の緒形直人が「皆さまの前で歌えないことが残念でなりません。この歌は大先輩でもある森繁さんやいろんな方々が歌う名曲です。その昔私自身も憧れて歌った経験もありましたが、今回のエンディングテーマとしてレコーディングできたことは、天から中山晋平先生のプレゼントかと思ったくらいです。懐かしさの中に、切なくなる不思議なメロディーは、何十年たっても色あせず、音楽の素晴らしさを感じます。どうぞ心ゆくまでお楽しみください」と代読した。

最後に志田は「この作品は音楽映画ですので、劇場でたくさんの方に観ていただきたいです」と呼びかけた。

映画『シンペイ 歌こそすべて』公式サイト
誰もが知っているメロディを作った中山晋平の知られざる生涯を描く音楽映画。日本の歌謡曲は彼から始まった。映画『シンペイ 歌こそすべて』公式サイト

映画『シンペイ~歌こそすべて』
1月10日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
配給:シネメディア
©「シンペイ」製作委員会2024

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