吉岡里帆、『第49回報知映画賞』で助演女優賞を受賞!涙ながらに感謝を伝える!

女優の吉岡里帆(31)が12月16日、都内で行われた『第49回報知映画賞』表彰式に出席した。
報知映画賞は、スポーツ新聞が単独開催する初の映画賞として1976年に誕生。各賞は作品、主演男女優、助演男女優、新人、海外作品の7部門を選出。 第10回(1985年度)からは監督賞、第42回(2017年度)からはアニメ作品賞も加わり、年によっては特別賞が選定される。毎年12月に行われる表彰式では、受賞者に賞状と賞金(第16回から)、イラストレーター・和田誠さんデザインのブロンズ像が贈呈される。
吉岡は、染井為人氏の傑作小説が原作の映画『正体』で鏑木(演・横浜流星)の無実を信じる沙耶香の演技が評価され助演女優賞を受賞した。
原作者の染井氏から花束を贈呈された吉岡は「本当に素晴らしい賞を華やかな場所でいただけて、気持ちがいっぱいいっぱいになっています」と話し出し、「デビューしてからずっと、自分の居場所や自分の役割みたいなものを悩みながら模索していたと思います。どうすれば作品の中で生きられるんだろうとか、主演の方が輝くように自分はどう立っていたらいいんだろうとか、そういう葛藤みたいなものが日々どんな作品においてもありました」と女優業に多くの悩みを抱えていたことを吐露。そして「『正体』に出させていただいたことで、いろんな気持ちの変化や役者としてどんなふうに仕事と向き合っていくべきだろう、というところの一筋の光が見えるような体験を現場で何度もしました」と告白した。
続けて、「助演女優賞という賞をいただけたというのは自分にとってすごく大きな大きな出来事で、そういうスタンスで頑張っていいんだよって、背中を押されるような気持ちになりました。今日は改めて『正体』チームに感謝の気持ちを伝える日にしたいなと思っています。藤井(道人)監督、本当に選んでいただいて、素敵な演出をしてくださってありがとうございます。(横浜)流星くん、こんなに自分に負荷をかけながらも、真摯に、そしてまっすぐ取り組む主演の人に出会えて、私はとても幸せでしたし、いつもだと空回りして見えちゃいそうなエネルギーみたいなのを、すごく全身で受け取っていただいた感じがしたんです。それも幸せな時間でした」と涙ながらに感謝を伝えた。

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