女優の加藤小夏(24)が2月3日、HMV&BOOKS SHIBUYAでファースト写真集『加藤小夏 写真集 二日月』(東京ニュース通信社)の発売記念イベントを開催した。

加藤は、ポカリスエットのCM出演などで美少女ぶりが話題となり、2016年に女優デビュー。近年では、2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」、2023年のテレビ東京系「さらば、佳き日」などに出演し、注目を集めている。
本作の撮影は、加藤の24歳の誕生日である昨年6月26日から台湾の台中・嘉義エリアにて行われた。終始リラックスした撮影では、普段あまり見せることのないキャミソール姿やホテルの一室でのひと時など、写真集でしか見ることのできない貴重な写真が収められており、1冊を通して加藤の唯一無二の透明感と美しさを堪能できる仕上がりとなっている。

イベント前の囲み取材では、念願のファースト写真集の発売について「今回の写真集を撮っていただいた細居幸次郎さんとは18歳頃に知り合って、いつか細居さんと一緒に紙の写真集を出したいと思っていたので、年を重ね、24歳になったタイミングで実現できたということが、心から嬉しかったです」と喜びを語った。
今回の撮影では、自身初の海外渡航となったそうで、初の海外はどうだったかと聞かれると「ご飯も美味しいし、人も優しいし、景色も素晴らしくて、最高でした!また、一緒に行ったチームの皆さんも本当に温かくて、いい写真集を作ろうという同じ志を持って撮影に臨めたので、本当に最高の経験でした!」と充実の表情を見せた。

撮影中は現地のスイカジュースにどハマりしたそうで「美味しすぎて、下手したら写真集全部がスイカジュースを持った写真になっちゃうんじゃないかなというくらい、ずっと飲んでいました。タイトルも『スイカジュース』でいいんじゃないかなんて、現地では思っていたくらいです」と笑った。
タイトルの『二日月』については、「担当編集の方が、たくさん候補を考えてくれたんですけど、その中でどうですかってポンと送られてきたのが二日月でした。三日月よりもすごい細くて、1時間ぐらいしか見ることができない月ですが、それと私をリンクしてくださったみたいで、女優としてまだ始まったばかりで、これから満月のように輝いて欲しいという思いが込められていて、これに決まりました」と説明した。
お気に入りのカットとしては、魯肉飯(ルーローハン)を食べている写真を挙げ、「元々、ルーローハンが大好きで、現地でも色々なルーローハンをいただいたんですけど、この写真の時に食べたルーローハンが一番美味しくて、美味しすぎて、少し気持ち悪い顔をしてると思うんです(笑)。この表情はたぶん出そうと思って出せるものでもなくて、感情がにじみでているなというような感じがしてお気に入りです」と紹介した。

撮影を通して、自身の中でテーマはあったかと質問されると「私の中では、“うそがない”というのが一つのテーマでした。もちろんメイクや衣装などを用意してくださっていたのですが、その場に立っている私自身は、本当にうそがないなと。美味しかったら、美味しい、(夜店の)ゲームでうまくいかなかったら、悔しいという表情をしているなと思います」と写真集でしか見られない、素の表情が収められていることを明かした。
次に撮影で行きたい所を聞かれると、「台湾です!」と即答。「帰ってきた日から、また台湾に行きたいと思うくらい最高の旅でした。スイカジュースも飲みたいし、マンゴーも食べたいので、次もまた行きたいです」と笑顔を見せた。
また、始まって1ヶ月が経った2024年について、どのような1年にしたいか聞かれると「目標を決めるのは苦手なんですが、今年に入ってからもう新しい作品に入らせていただいてます。やっぱり撮影現場が大好きで、撮影が楽しくて仕方ないんです。その気持ちを絶やさずに、忘れずにいたいなという気持ちと、あとやはり見てもらわないと始まらないので、多くの方に作品を届けられるような1年にしたいです」と女優としての更なる飛躍を誓った。

