女優の大久保桜子(26)が7月20日、SHIBUYA TSUTAYAで写真集『人 隣』(東京ニュース通信社刊)の発売記念イベントを開催した。
本作の撮影は、韓国・ソウルにて行われ、これまでの写真集とは一線を画し、大久保の女優としての抜群の表現力を発揮。一人の女性のセンチメンタルな旅路を思わせる美しくも儚い雰囲気を収め、女優としてのキャリアを着実に重ねてきた大久保の現在地を存分に堪能できる一冊に仕上がっている。

自身4冊目となる写真集に大久保は「去年、3rd写真を発売したばかりで、しばらく無いかなと思っていたので、こんなに早くまた写真集を出せてうれしかったです」と喜びを語った。続けて「4冊目になると、今までとどうやって違いを出そうかなとか、ファンの皆さまが買ってくださる時に、どうだったらうれしいのかなとか、今までとまた違ったような形のものを作れたらいいなという思いがあって、楽しかったですし、挑戦的でもあったかなと思います」と手応えを口にした。

タイトルの『人 隣』(ひと となり)については、大久保の女優としての表現力やプライベートの素顔といった“人となり”を綴じ込め、多くの“人”の“隣”で誰からも愛される女優になってほしいという編集部の思いからつけられた。大久保は「今まで出してきた写真集は、私がタイトルを考えていましたが、今回は初めてタイトルを決めていただきました。私への『こういう女優さんになってほしい』という思いが込められていて、とてもうれしかったです」と率直な気持ちを明かした。

お気に入りカットとしては、公園の広場でラーメンを食べている瞬間の写真を挙げ、「最終日の撮影が終わった時、公園にインスタントラーメンを食べられる広場があって、ギリギリ写真には写っていませんが、ラーメンを食べていました。韓国はおいしいご飯がたくさんあって、いろんなところに連れて行ってもらいましたが、『韓国に来たけど、やっぱりインスタントラーメンが食べたい!』と思って、それを実現してもらった写真だったのでお気に入りです」とはにかんだ。
撮影では、人生で初めてクラブに行ったそうで「写真集の中にもクラブで踊っている姿だったり、もう大人ですし、お酒をちょっと飲んでいる写真も撮ってもらいました。そういう意味では今までの写真集とは違って、韓国ならではのチャミスルといったお酒も飲みつつ、食事も楽しみつつ撮影できたのが楽しい思い出でした」と笑顔を見せた。

また会見では、この日が大久保の26歳の誕生日ということから、サプライズでバースデーケーキが送られた。バースデーケーキを前にした大久保は「『嫌いなケーキないですか?』って聞かれたの、これか!」と大喜びした。26歳の抱負を聞かれると「26歳といったらもう子供ではないし、大人として見られる年でもあると思うので、自分の言葉一つ一つに責任をもって、大人な行動と言動をしていけたらいいなって思っています」と語った。
さらに、今後の目標を聞かれると、仕事面では「より映像作品にどんどん出ていけるようになりたい」と答え、プライベート面では「一人で旅行に行きたいとずっと思っていて、いまだに実現できていないので、一人旅を楽しめるようになりたいです」と語った。
