新垣結衣、夏帆と10年越しの芝居初共演!距離がないみたいな感じでした!

映画『違国日記』の公開直前イベントが5月29日に都内で行われ、上映後の舞台挨拶に新垣結衣と夏帆が瀬田なつき監督と共に登壇した。
本作はヤマシタトモコのマンガを実写映画化。人見知りな小説家の高代槙生(新垣結衣)と、交通事故で両親を亡くした15歳の姪・田汲朝(早瀬憩)の同居生活が描かれる。それぞれ癒えない傷を抱える2人は、なかなか理解し合えなかったが、丁寧に日々を重ね生活を育むうち、家族とも異なった、かけがえのない関係になっていく。今、世界が必要としている、優しさの形を提示するヒューマンドラマとなっている。

新垣と夏帆は本作が芝居で初共演。夏帆は高代槙生の友人の醍醐を演じている。新垣は夏帆との関係について「10代の時にお芝居以外でのお仕事はご一緒していて、そこから10年以上共演することはなかったんですけど、昔から知ってる人っていう意識がありました」と説明。
今作では本読みのときが初顔合わせだったそうで「その時から『うわぁ~久しぶり~!』みたいな、距離がないみたいな感じでした」と再会時を振り返り、「夏帆ちゃんが醍醐を演じると聞いたときも、キャラクター的にもぴったりだと思いましたし、一緒のシーンは原作ほど多くはないけど、醍醐と槙生の歴史というか、一緒に過ごして来た時間を表現するときに安心感があるなと感じていました」と笑顔。
さらに「撮影の合間も醍醐として現場の空気をすごく動かして華やかにしてくれて。槙生は醍醐にすごく助けてもらっているんですけど、私自身も夏帆ちゃんの存在に助けられながら過ごしていました」と感謝を伝えた。

一方の夏帆も「まさに同じことを思っていた」と共感。「2人の空気感をスクリーンの中でどうやって表現できるのかなっていうのは、リハーサルの前にすごく色々考えていて。でも、実際に結衣ちゃんに会ったら、凄く久しぶりに会ったはずなのにその時間を感じなくて、スッと友達同士になれた気がして、こちらから特別にアプローチして関係性を作るとか、話し合ってとかしなくても、これは大丈夫だって撮影入る前に思えた」と明かし、「とにかく撮影が楽しくて。結衣ちゃんに会うのを楽しみに現場に行ってました。撮影日数は少なかったんですけど、私にとっても大切にしたいと思えるような現場でした」と微笑んだ。

最後に新垣は「優しい物語だなと思っていて。それはすごく原作を読んでいても感じていたことなんですけど、その空気が映画の中にも表現できたかなと思います」とアピールし、「公開されてからも観ていただけたらなと思いますし、誰かを誘っていただいたりとかして、それで優しい気持ちになってもらえると嬉しいなと思います」と呼び掛けた。
映画『違国日記』は、6月7日(金)より全国公開。

映画『違国日記』|6月7日(金)全国ロードショー
映画『違国日記』公式サイト

映画『違国日記』
6月7日(金)より全国公開
配給:東京テアトル ショウゲート
©2024 ヤマシタトモコ・祥伝社/「違国日記」製作委員会

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