杉咲花、安田顕にツッコミ「そういうシーンなんです!」&最近の失敗談も明かす「カチカチのお財布になりました!」

映画『朽ちないサクラ』の公開記念舞台挨拶が6月22日にTOHOシネマズ日比谷で行われ、本作で主演を務める杉咲花(26)が共演の萩原利久(25)、豊原功補(58)、安田顕(50)、メガホンをとった原廣利監督(37)と共に登壇した。

本作は柚月裕子の同名小説を実写化。本来は捜査する立場にない主人公の県警広報職員・森口泉(杉咲)が、親友の変死事件の謎を独自に調査し、事件の真相とその中で浮かび上がる“公安警察“の存在に迫っていく警察サスペンスミステリー。
上映後の会場から拍手を浴びて登壇した杉咲は、「映画が届いたんだなと、いま実感しています」と感無量の面持ち。「うれしいし、緊張しています。口コミが気になってしまって、調べています」と笑顔を見せた。
本作の撮影現場については「粛々と静かに熱を帯びているような空気でした」と回想。また共演シーンが多く、シリアスな芝居をともにした安田に関して「最初はどのようにコミュニケーションを取ったりできるのか緊張していたんですが、すごく気さくに話かけてくださいました。私がストレッチにハマっていることを話したら、そのYouTubeを観てくださったり、ご飯にも連れていってくださいました」と述懐。横で「うんうん、そうそう」とうなずいていた安田は「ごはんに行ったときはケラケラ笑ってくれる、すごくいい子なんですよ。でも本番に入ったら急に黙っちゃって」としれっとした表情で印象を話すと、杉咲が「そういうシーンなんですよ!」とツッコミを入れるなど、2人の仲の良いやり取りに会場からも笑いが起こった。

そんな2人のやり取りを受け、豊原は「現場で気軽に話しかける器量がなく、黙っていることが多いもんですから。食事に行ったと聞いて、もっと話しかければよかったなと、ちょっと後悔しています。僕は粛々とコンビニでピーナッツ買ってウイスキーを飲んでました。つまんなかった(笑)」と苦笑。萩原は「僕の役はそこまで事件の中心にいるわけじゃなかったので、比較的、張り詰めすぎてないシーンも意外とあったりしたので、皆さんとは現場の雰囲気が違ったかもしれないです」と振り返った。

またこの日は、「後悔の念」が描かれる映画の内容にちなみ、登壇者たちが「最近の失敗・後悔エピソード」についてトークを展開。杉咲は「本当にくだらないことなんですけど、久しぶりにゆっくりコーヒーを淹れて現場に行けるっていう日があって、 水筒に入れたんですけど、(現場で)リュックを開けたら空っぽになっていて…。“えっ!?”と思ったら、お財布が全部コーヒを吸い込んでいたんです。もうすごいショックで。パッキンを入れ忘れてしまって」と失敗エピソードを披露。コーヒーを吸い込んでしまった財布は「カチカチのお財布になりました!」と恥ずかしそうな表情を見せ、「向き合いたくなくて、隅っこに置いてます」と、そのままにしていることも明かしていた。

朽ちないサクラ

映画『朽ちないサクラ』
絶賛公開中
配給︓カルチュア・パブリッシャーズ
©2024 映画「朽ちないサクラ」製作委員会

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