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映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』の「県庁オープンデー」を記念したコラボイベントスペシャルステージが11月14日に埼玉県庁で行われ、出演者のGACKT(50)、二階堂ふみ(29)が大野元裕埼玉県知事(60)と共に登壇した。
2019年公開の前作「翔んで埼玉」は、埼玉県民が虐げられている架空の世界で、GACKT扮する「麻実麗」や二階堂演じる「壇ノ浦百美」らが東京都に行くために必要な通行手形の撤廃などに向けて戦うストーリー。埼玉の自虐ネタ満載で大きな話題となり、ヒットした。続編となる本作では、麗たち埼玉解放戦線が更なる日本埼玉化計画を推し進めるべく、埼玉県人の悲願である「海」を越谷に作るため未開の地・和歌山の白浜を目指して大海原へと乗り出す。
イベント冒頭では大野知事が、県の魅力発信などに貢献したとして、GACKTに表彰状を手渡した。
GACKTは「前作では、関わった全てのキャストとスタッフがこんなにもヒットするなんて思ってもいませんでした。それなのに懲りずに2作目を作ってしまいました。いろんな方たちに迷惑をかけて作ったので、恐らく公開中止になると思います。少しでも早く見ていただいて、決してSNSでの投稿はお控えください。公開中止が早まります」と冗談を飛ばし、会場を沸かせた。
二階堂は「GACTさんみたいに面白いことが言えないので、真面目ですが、多くの方に届けたい作品です。続編は羽振りの良いスケールの大きい作品になっています」とアピールした。
大野知事は「県を取り上げた他の映画が公開されるまでは県の公認映画として認めます。かくなる上はとことん利用させていただいて県をPRしたい」と語った。
本作の見どころについて、GACKTは「鑑賞中に大声で笑ったり、拍手したりすることってあまりないと思います。この映画は僕らだけでは完成しない。観てくださる皆さんが大いに笑って、誰かと共感したりして初めて完成する作品です。皆さんの力でこの映画を最高なものに完成していただきたい」と力強く語った。
二階堂は「続編も映画館で楽しむべき作品だと思います。皆さんの笑い声で完成する作品だと思うので、大笑いし、ちょっと涙し、劇場のみんなで感動をシェアしていただきたいです」と呼び掛けた。
映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』は、11月23日(木・祝)より全国公開。
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『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』
2023年11月23日(木・祝)全国公開
配給:東映
©2023 映画「翔んで埼玉」製作委員会