映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』の公開記念舞台挨拶が9月28日に新宿ピカデリーで行われ、W主演の髙石あかり(21)と伊澤彩織(30)が共演の池松壮亮(34)、前田敦子(33)らと共に登壇した。
社会にまだまだなじみたくない2人暮らし女子のモラトリアムな日常とアクションを融合させた「ベイビーわるきゅーれ」シリーズ、通称「ベビわる」。映画第3弾となる本作では、“史上最強の殺し屋”冬村かえでに扮した池松と、“口が達者な先輩殺し屋”入鹿みなみに扮した前田敦子がシリーズ初参戦。任務遂行のために宮崎の地に降り立った、髙石演じる杉本ちひろと伊澤演じる深川まひろは、150人殺しの達成を目指す冬村を相手に、絶対絶命のピンチを迎える…というハラハラドキドキの物語が繰り広げられる。

髙石は「またこの新宿ピカデリーに戻ってくることができました!本当にうれしいです!」と感極まりながら挨拶。伊澤と2人で観客に「ただいま!」と大きな声で呼びかけ、客席からは「おかえり」の声と温かい拍手が送られた。

イベントでは、登壇者たちが印象に残っているシーンについてのトークを展開。髙石は「県庁での戦いの後、倒れているまひろのもとに、ちさとが駆け寄るシーンがあるのですが、リハで2人とも涙が止まらなくて。涙をどう抑えればいいのか話し合いました」と回想。伊澤はアクションシーンを挙げ、「アクションシーンの撮影のあとは、ちょうど撮休でした。池松さんと私は体がバキバキだったのでマッサージに行って、そのあと監督も一緒にごはんを食べたんです。そのときに私とあかりちゃんの交換日記を池松さんに渡したら『体が壊れました』と書いてくださったのが思い出に残っています」とエピソードを明かした。


池松は「オープニングからタイトルが出るまでの流れがかっこよすぎませんか!」と大絶賛。「『ベイビーわるきゅーれ』が始まったという感じがしてすごくかっこいい。あの流れはすごいなと思います」とお気に入りのシーンを発表。前田は「撮影が本当に楽しかったです。『ベビわるだ!』という瞬間がたくさん見れました」と笑顔を見せた。


最後の挨拶で髙石は「緊張して言葉が出てこない…」としながらも、言葉を絞り出し「おもしろかったらおすすめしてください。また劇場に会いにきてください」と満面の笑みでアピール。伊澤は「口コミで広がってきた映画なので、さらに広めてください。グッズもお願いします!」と宣伝。すかさず髙石が「彩織ちゃんがデザインしてます!」と補足し、息の合ったコンビネーションで呼びかけた。


映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』
新宿ピカデリーほか全国公開中
配給:渋谷プロダクション
©2024「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」製作委員会