『第56回ミス日本コンテスト2024』のグランプリは椎野カロリーナさんが受賞!26歳での受賞は大会史上最年長記録&大会史上初の欧州にルーツを持つ受賞者!

『第56回ミス日本コンテスト2024』が1月22日に東京・新宿の京王プラザホテルで行われ、愛知県名古屋市出身でモデルの椎野カロリーナさん(26)がグランプリに選ばれた。

この日の最終審査では、グランプリの椎野さん含め、12人のファイナリストが着物審査、ドレス審査、スポーツウェア審査に挑んだ。

グランプリ発表で名前を呼ばれた椎野さんは、受賞のスピーチで「本当に夢のようです。名前を呼ばれた瞬間に涙が止まらなくなりました。日本で生きていく中で、人種の壁を感じることもあり、なかなか受け入れてもらえないこともありましたが、今回の受賞で本当に日本人として認められた気がして、感謝の気持ちでいっぱいです。これからも多様性を受け入れる社会づくり、人を見た目で判断しない社会づくりに貢献していきたいと思っております」と目に涙を浮かべながら喜びを語った。

椎野さんは、ウクライナ人の両親を持ちながら、5歳から日本で育ってきた。幼い頃から日本人として教育を受け、日本語でものを考え、感性も考え方も日本人であるという自覚はあるものの、その見た目から外国人扱いをされることが多く、中には歯がゆい思いをする出来事も多くあったという。中学生から始めたモデル活動では、その外見を活かして活躍の幅を広げている。2023年に日本国籍を取得し、多様性が進む日本社会において、同じような思いをする海外ルーツを持つ子供や若者を勇気づけるためにミス日本コンテストへの出場を決意。26歳でのグランプリ受賞は大会史上最年長記録であり、大会史上初の欧州にルーツを持つ受賞者となった。

グランプリの他、ミス日本の各賞として、準ミス日本、ミス着物、海の日、みどりの大使、水の天使が選出された。

「準ミス日本」には、大阪府出身で関西大学商学部2年の石村彩華さん(20)が選ばれた。

「ミス着物」と「みどりの大使」には、東京都出身で慶應義塾大学商学部4年の安藤きらりさん(23)が選ばれ、ダブル受賞となった。

「海の日」には、鹿児島県鹿児島市出身で東京大学前期教養学部理科一類2年の有馬佳奈さん(22)が選ばれた。

「水の天使」には、神奈川県横浜市出身で日本大学生物資源科学部2年の安井南さん(19)が選ばれた。

ミス日本コンテストは「日本らしい美しさ」(内面・外見・行動)を磨き上げ、社会で活躍することを後押しする日本最高峰の美のコンテスト。容姿だけでなく心の持ちようや社交性など幅広い人間性を審査し、将来、日本に元気や活力をもたらすような人物に成長することを願い、選抜や育成を行う。1950年から開催され、これまでに女優の山本富士子や藤原紀香らを輩出している。

ミス日本オフィシャルサイト
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